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賃貸の初期費用で確認したいこと

投稿日:2018年2月1日

引っ越しにかかる初期費用の話。

私はこの仕事に携わる前に4回程引越しを経験しました。

申込み前に見積もりを出してくれる不動産会社もありますが、審査に通過してから本請求書ではじめて契約金の総額を知って焦ることもありました。

私みたいに焦りたくない人はあらかじめ担当者に確認しておくと安心です。

初期費用の代表的な項目

※初期費用の目安は賃料の5〜6ヶ月分と言われていますが、実際にはどんな費用負担があるのかみていきます。

 金額の目安 内容・補足
賃料 物件ごと  当月の日割賃料、翌月の賃料も前払い
敷金 家賃の1ヶ月分  *未払賃料や退去後の原状回復費用を担保するためのお金
礼金 家賃の1ヶ月分  *家主への御礼として支払うお金。返金されません。
仲介手数料 家賃の1ヶ月分+消費税 お部屋を紹介してくれた不動産業者に支払う費用
保証料 賃料合計の30%〜100% *賃貸保証会社に支払う費用
鍵交換代 1万円〜2万円  鍵の種類によって金額が異なる
火災保険料 1.5万〜3万円(2年間)  費用は物件によって異なる(広さなど)

上記の項目は、ほとんどの物件で入居者が負担する費用です。

よく質問される項目について

*敷金

家主に預けるお金です。

基本的には預けた敷金から、退去時のクリーニング代などを精算し余れば返還されます。

最近だと敷金ゼロ!みたいな募集もありますが、その場合は「室内清掃費・クリーニング代」などの名目で入居者さんが負担することが多いので確認しておきましょう。

*礼金
礼金は返還されませんので、入居者にとってオトクなのはもちろん0ヶ月です。好立地の人気マンションなどは2ヶ月分なんてこともよくあります。

初回費用を安く済ませたい方は、礼金の負担が少ない物件で探してみるのがおすすめですね。

*保証料(保証会社に支払う)
お部屋を借りるには保証人が必要ですが、保証人の代わりに保証会社を利用することでお部屋を借りることができます。

最近は「保証会社(必須)」の物件が多く、頼める保証人が居ても保証会社を利用しなければいけない物件が多いです。

その他、掛かる場合がある費用

上記の一般的な項目以外に「その他の費用」がかかる物件もあります。

・24時間サポート
・事務手数料
・書類作成代
・室内消毒費用
・消火器代

などなど。
敷金礼金なし。などの一見お得そうな条件でも、これらその他費用の負担が多い物件もありますので担当者に確認しておきましょう。

※24時間入居サポートのようなサービスは、鍵の紛失時や水道トラブルといった緊急時に対応してくれるサービスですので、付いていると安心かも。ちなみに私が住んでいる物件は必須条件で付いていました。

借りる側の立場でアドバイス

引越しの初期費用(契約金)は物件によって変動します。

でも物件をどんな条件で貸し出すかは、もちろん所有者と管理会社の自由です。

お部屋探しは毎月の賃料に意識がいきがちですが、引越しの際には「初期費用」も忘れずに準備しないといけません。

ちなみに最近は初期費用のクレジットカード決済に対応している不動産会社も増えてきています。

気になる方はお気軽にご相談ください。

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