その他(店舗開発)

店舗物件における保証金の在り方

投稿日:2018年8月10日


(西武池袋線 秋津店)

物件取得時のキーポイントとなる費用が”家賃”と”保証金”。

賃貸人も賃借人にもすごく大事な費用となりますが、私達の会社では現在25店舗を運営しており創業以来これまで賃料を滞納したことは一度もございません。

これが長年関係が続いている大家さんとの信頼関係に繋がっているのかと思います。

情報網の広い管理会社さんなどから「近くの駅で物件が空きそうですが、御社でもう1店舗どうですか?」なんて話しをいただくことがありますが、嬉しい限りです。

また、保証金を預ける(預かる)目的としては「滞納などの賃料未払いリスク」と「退去時原状回復時・工事費用の補填」という主な目的がありますが、家主さんに安心していただく一つの基準が"保証金"という項目であると考えています。

重飲食は保証金が高め

店舗の物件取得費で大きな比率を占める「保証金」。

需要が高いような人気物件だと、こちらのエリア(西武線)でも"12ヶ月"なんて募集もみかけます。都心のようです。

"需要と供給"で物件ごとに異なるのは賃料と同じですが、保証金はさらに"業態と会社の規模"によって変動する。というのが正しい表現になるのではないかと思います。

例えば「退去時原状回復時・工事費用の補填」という事柄で考えますと、物販や軽飲食などは設備が軽いといわれていますので、保証金も3ヶ月〜6ヶ月といった場合で重飲食よりは少ない傾向にあるみたいです。

設備は軽めでも保証金はしっかり預ける


(西武池袋線 石神井公園店)

私達の業態は"ダイニング&BAR"なので重飲食となりますが、代表的な「焼き肉・カレー・焼き鳥・中華料理」などと比べると、「油・匂い・煙」などは少なく、設備も軽少です。

弊社が運営するお店は開放的な空間が多く、"間仕切りや造作物"が少ないため原状回復費用は一般的な重飲食と比べ安く仕上がる特徴があります。また、BAR的(お酒)な要素も強く、まるっきり料理メインのお店とは異なりますので、内装はキッチンスペースより客席スペースを広めに造っています。

飲食店を長く続けるには、お客様はもちろんのこと、家主さんとの良好な信頼関係がすごく大事な要素です。
今後も物件開発時には、適正な保証金を預けることを念頭に協議・申込を進めていければと思います。


(西武池袋線 小手指店)

(西武池袋線 ひばりヶ丘店)

(有楽町線 平和台店)


《店舗物件募集のお知らせ》

西武線を中心に25店舗のダイニング&Barを運営している株式会社リキッドでは、店舗物件の募集をしています。物件情報をお持ちの家主様、不動産会社様、お気軽にご連絡をいただけると幸いです。

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