お部屋の間取りを見ていると、アルファベットの略語が様々で一見分かりにくい用語も多いですよね。
そこで今日は略語の中でも、「収納」の役割を持った用語の意味をおさらいしたいと思います。
CL:クローゼット
普通のクローゼット。やっぱり広い方が人気です。
WIC:ウォークインクローゼット
お馴染みwalk-in closet、歩いて入れるほどのスペースがあるクローゼットを指します。寝室の隣に備えつけられていることが多いです。WCLと表記されている場合もあります。
WTC:ウォークスルークローゼット
出入り口が2つあり、歩いて通り抜けできる収納スペース。寝室や洗面化粧室の隣に設置されることが多いので、生活の動線がよくなります。
SIC:シューズインクローゼット
玄関に設置されている、靴を履いたまま入れる収納。分譲マンションなどで多い印象です。靴だけではなく、ベビーカーなども収納できる広さがあるのでかなり便利です。
SB:シューズボックス
その名の通り靴の収納。1DK以上の広さになると、ほとんど備え付けられている印象ですが、単身用の1Rや1Kではない物件も多いです。
SR:サービスルーム
Service roomの略です。納戸、フリールーム。間取りの「1SLDK」のSはサービスルームのことです。
Sto:ストレージ
倉庫、貯蔵室、納戸のことなので、自分が利用できる収納スペースと考えることができます。
DEN:デン
趣味や書斎のスペース。広さや形の定めはないみたいです。あるとワクワクするちょっと贅沢な物件ですね。
賃貸でみられる収納系の略語はこれくらいでしょうか。
物件を決める理由にはなりませんが、知っておくと効率的にお部屋探しを楽しめるかも。
WIC付き物件はめずらしい?
人気のウォークインクローゼット、私のいる練馬区ではどのくらい募集があるのか調べてみました。
物件数 | WIC付きの物件 | WICの割合 | |
1R,1K | 2942 | 80 | 2.7% |
1DK,1LDK | 183 | 901 | 20.3% |
2K~2LDK | 95 | 1460 | 6.5% |
3K以上〜 | 44 | 799 | 5.5% |
※2018.4.29 アットホーム業者間サイト参照
築古の物件はそもそもWICが付いているお部屋が少ないです。
また築浅のWIC付き物件は人気なので、中々募集が出ないという現状もあると思います。
予算内、且つ希望するお部屋の広さ+WICがついていれば魅力的なお部屋ですね。
満足できる間取りを見つけていきましょう。