その他(店舗開発)

私達の飲食店に必要な設備の容量

投稿日:2018年9月8日

 

美容室、カフェ、焼き肉屋、フィットネスクラブ。
当然ですが様々な業態で必要な設備は異なります。

条件的に優良物件の情報をいただいても、自分たちのお店が問題なく機能する設備がないと運営できないのが物件探しの難しいところです。
内見の前段階で「設備の容量」を把握し、運営に必要な条件を満たしているか確認することが基本です。

"店舗物件における保証金の在り方"
の記事で重飲食の中でも設備は軽めと記載しましたが、本記事は私達リキッドが運営するダイニング&BARに必要な設備の容量を記載させていただきます。

電気・ガス・水道の容量(2021/1/5追記)

《電気》
■電灯

75A以上 100Aあれば安心。

■動力
100A〜
※ガスがないオール電化の場合、給湯器が必要なので250A以上は必要
※オール電化で運営している店舗もあります。

《水道》
■給水
20

■排水
便所汚水が
100φ(最悪75φでも可)

■雑排水
75φ65φ

《ガス》
メーター号数で言えば
6号以上
配管で言えば
25㎜(インチ) 外径太さは40㎜以上


おおまかに必要な設備はこのような感じです。

大体25坪前後でこのような基準(目安)ですが、物件の大きさなどによって前後あります。もし足りない場合でも増設が可能であれは工事で対応することも多いです。

全テナントが物販や軽飲食の場合は、容量が足りないケースが多いですが、飲食店の居抜きでもその物件の設備が自分たちの業態に適しているとは限りません。

長く運営するには、売上を生み出す"物件の設備と維持管理"が重要なのは私もこの10年自身の体験で実感してきました。

店舗開発の基本中の基本ですが、"設備容量"を満たしているか。

今後もしっかり見極めて、長年運営可能な物件の開発を行っていきたいと思います。


《店舗物件募集のお知らせ》

西武線を中心に25店舗のダイニング&Barを運営している株式会社リキッドでは、店舗物件の募集をしています。物件情報をお持ちの家主様、不動産会社様、お気軽にご連絡をいただけると幸いです。

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