お陰様でOPEN6年目、ダイニング&バー「保谷ラグーン」開発当時の記録です。
チェーン店のようなスタイルで、新店舗が出るたびに設備も含めてすべて同じ内装・コンセプトにすれば、工期も早く、初期投資も軽減されるメリットがあります。
ですが私達のお店はこれまで西武線を中心に28店舗の出店経験で「同じ内装」の店舗は一つもありません。
これは西武線という路線の中でも
「その街ごとの特色を考え、流行に左右されない長期運営を前提としたお店造り」を目指しているから。
とは、言いつつ。
ひと目でわかるチェーン店は認知度が高く「安心感」というメリットもありますので、どちらが良いかは一概にはいえません。
保谷店の木工事〜完成まで
さて、保谷店の開発記録。
‘’ワクワク感、無駄なスペースを創るワケ‘’
前回の続きですが、給排水等の配管が組みあがると、いよいよ木工事。
床を造ったり・壁を創ったり・カウンターの基礎を創ったり。
この段階が私はすごくワクワクして好き。
職人芸を目の当たりにして「オォォ。お店が出来上がってきてますね!」と行く度に変化のある室内に興奮します。
数カ月後には、店舗が完成し、地域のお客さまがこの場所で楽しんでいると考えると嬉しい気持ちになるのです。
ところで、中央の柱をどう活かすか?
という工事のポイントでしたが
(フロア中央、柱のインパクト大。)
中央の柱は遺跡っぽく。店内は開放感に温かみをプラスした感じに仕上がりました。
続いて、BARカウンターの内側。
冷蔵庫が搬入された直後の無機質な雰囲気。
BARカウンターもイイ感じに仕上がりました。
すこし画像では分かりにくいですが、BARカウンター正面には滝っぽく水が流れてます。
また、保谷店の内装工事は秋津店の内装でもお世話になった、某テーマパークの造型をも手がける造型職人さんに手伝っていただきました。
擬岩で囲まれたワクワク感たっぷりの入り口はさすがの職人技です。
内装が出来上がってきたら、厨房機器等の搬入で一気に雰囲気がでます。
そういえば、設備搬入は規模によっても変わってきますが、1日でガンガン入れてしまいます。1トン以上の機器を搬入する当日の顔ぶれは、力自慢さんが勢揃い。
こんなに大きい冷蔵庫等をどうやって入れるのか。と疑問ですが、実はあまり戦略的なものはないそうで「経験」と「気合い」が大事みたいです。
最後に、プレオープン時の様子。
あえて無駄なスペース(遊び)を造りつつ、70席程の客席スペースを確保しながらも開放感ある店内となりました。西武池袋線・保谷駅にご縁がある方は、ぜひ一度お立ち寄り下さい。
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西武池袋線・保谷駅 徒歩1分
ダイニング&バー 保谷ラグーン
(食べログ)
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個人的にはボトルを眺めながらのカウンター席がおすすめです。
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