店舗開発の記録 田無

一軒家!造作を購入してでも取得したい物件の価値|西武新宿線 田無(1)

投稿日:2018年2月16日

西武新宿線・田無駅 店舗開発の記録。

話をいただいてから取得に半年かかりましたが、田無はずっと希望していた駅でしたので無事契約できて一安心。

乗降者数7.5万人(2016年)と西武線では比較的多くの人達が行き交いする急行停車駅。

大型スーパー、駅直結のショッピングプラザもあって便利な街なので、駅前物件の賃料も西武沿線の中では高めの地域。

物件は見ての通りかなりのインパクト。
味のある風格を醸し出しています。

一言で評すると。

「田無の駅前にポツンとたたずむ古民家風の現居酒屋。」といった感じです。

残置物購入に値する優良物件

今回は造作代として、契約時に残置物を購入することを条件に物件の契約がまとまりました。

過去の開発記事でお伝えした通り、地域で永く運営していくことを前提に店舗開発していきますので、基本的にはスケルトンから内装を仕上げていきます。

ということは、今回の残置物がまったく必要ない場合、購入した造作に対して、お金を払って破棄しないといけません。

・造作代として残置物等を購入
・購入した造作をすべて破棄する
・スケルトン工事を行う

という流れです。

このコストに対して、リターンのある物件なのか。
利用することのない造作代を支払ってでも、契約するべき物件なのか。

という判断が取得のポイントでした。

(契約前の店内客席の様子)

結果的に安く取得

過去に田無は他の物件で申込みして取得できなかった案件がありました。

その2つの物件の初期費用面を比べてみると。

契約金は、造作代・スケルトン工事代を合わせても約150万円程、安く抑えることができました。

毎月の賃料も今回の方が安いので、この物件にご縁があってよかったと想ってます。

(厨房機器も全て新品に入れ替えます)

かなりの年季の入った物件。
畏敬の念を忘れずに、丁寧に開発を進めていきます。

2018.5月 OPEN予定で始動。
田無の皆様、お楽しみに。


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